HANAのダンスは、ただ揃っているだけではなく、動きの強弱や見せ方まで含めて“見どころ”が多いのが特徴です。ただ、ダンスの上手さは「キレがある=上手い」だけでもなく、体幹の安定、リズムの取り方、身体の使い分けなど、評価の軸がいくつもあります。
そこでこの記事では、HANAのダンスを7つの基準で見比べたうえで、総合のランキングを作りました。順位だけで終わらせず、なぜそう見えるのかを、できるだけ具体的に言葉にしていきます。

HANA ダンス 上手い ランキング最新版【総合順位】

総合ランキング表(7人)
1位:KOHARU
2位:NAOKO
3位:CHIKA
4位:YURI
5位:MOMOKA
6位:MAHINA
7位:JISOO
ランキングの前提(比較に使うパフォーマンス・見たポイント)
今回の比較は、曲の雰囲気に左右されやすい「好き・嫌い」だけで決めないために、同じ視点で見えるポイントを中心にしています。たとえば、止めるところが止まっているか、重心がぶれないか、音に乗れているか、手足がバラバラにならず全身で踊れているか、といった部分です。
また、ダンスは“映像の切り取り”だと上手く見えやすいことがあります。だからこそ、振りの難しい場面や動きが大きい場面での安定感、見せ場の作り方、フォーメーションの中での処理まで含めて総合評価にしています。
HANAとは?ちゃんみな×BMSGのオーディション「No No Girls」から誕生
HANAは、ちゃんみなが関わったオーディション企画「No No Girls」から誕生した7人組グループです。オーディション出身グループは“伸びしろ”も魅力ですが、HANAの場合は、スタート地点からパフォーマンスの基礎がある人たちが揃っている印象が強く、ダンス面でも比較しがいがあります。
メンバーは CHIKA/NAOKO/JISOO/YURI/MOMOKA/KOHARU/MAHINA の7人。それぞれが得意な見せ方を持っていて、同じ振りでも「この人はここで強い」「この人はここで柔らかい」という違いが出やすいのが面白さです。
ランキングの評価基準(7つ)
キレ(動きの鋭さ)
動きの始まりと終わりがハッキリしているか。止めるところで止まれる人ほど“キレ”が出ます。
体幹・重心の安定
上半身がふらつかず、軸がブレないか。ターンや移動が多い振りで差が出やすいです。
リズム感(音ハメ)
音の気持ちいいところに動きが乗っているか。早取りや遅れが少なく、身体がビートの中にいる人ほど強いです。
アイソレーション(身体の使い分け)
胸・肩・首・腰など、動かす場所を分けられるか。ここができると“踊りが立体的”に見えます。
ステップ・フットワーク
足さばきが軽いか、床を踏む強さが安定しているか。下半身が強い人は移動もきれいです。
表現力(魅せ方・表情)
振りをなぞるだけでなく、表情や視線、角度で見せ場を作れているか。ここは好みも混ざりますが、差が出ます。
シンクロ・フォーメーション適応
揃えるべきところが揃っているか。自分だけ目立つのではなく、全体の絵を崩さない力も評価します。
メンバー別:ダンス上手い順ランキング【理由つき】
1位:KOHARU

KOHARUを1位に置きやすいのは、ダンスの“基礎点”が高いからです。見栄えのする瞬間芸というより、踊りの土台になる要素が安定していて、振りの難易度が上がっても破綻しにくい。ここが総合ランキングで強い理由になります。
まず目につくのは重心の強さです。上半身だけで踊っている人は、足元が遅れたり、移動の瞬間に体が流れたりして見えがちですが、KOHARUは体の中心が落ち着いているので、ターンや移動が入ってもフォームが崩れにくいです。動きが大きい振りでも「身体が置いていかれる感じ」が出にくく、全身がまとまったまま動けます。
次にフットワークです。足さばきが軽いだけでなく、床を踏む強さが安定しているので、ステップの細かい振りでもリズムが濁りにくい。上半身の見せ方に意識が行っても、下半身が雑にならないのは大きな武器です。ダンスは下が整うほど上が映えますが、その“下の強さ”が一貫して見えるタイプです。
キレの作り方も上手いです。止める場所でちゃんと止まって見える一方で、固く止めすぎてロボットっぽくならない。抜くところは抜いて、入れるところは入れる。その強弱の切り替えが速いので、振りが忙しくなっても動きが平坦になりにくいです。結果として、フォーメーションの中でも「動きの粒がそろっているのに、画が薄くならない」踊り方になります。
総合評価で言うと、キレ・体幹・リズム・ステップ・シンクロのどれでも大崩れしないのが強いです。ダンスの良さが曲に左右されにくく、どの振りでも安定して点を取れる。それが1位の理由です。
2位:NAOKO

NAOKOは「見せ方が上手い」だけで上位にいるわけではなく、見せ方を成立させる土台の技術も揃っているのが強みです。ダンスが上手い人の“分かりやすさ”を、きちんと出せるタイプです。
まず、身体のラインがきれいです。腕の角度、肩の位置、首の伸び方など、形が整うのでカメラ映えしやすい。ここは表現力にもつながりますが、単に表情が良いという話ではなく、形が崩れないから「魅せたい方向」に体を持っていけます。角度が決まるとキレが出るので、止める動きがはっきり見えます。
リズム面も強いです。ビートに対して「どこに置くか」が明確で、細かい音に合わせるときも、遅れたり急いだりしにくい。音ハメが上手い人は動きが締まって見えるので、同じ振りでも一段レベルが高く見えます。NAOKOはそこが安定しています。
アイソレーションも評価しやすいポイントです。胸・肩・腰の使い分けができると踊りが立体的に見えますが、NAOKOは身体を“部品ごとに動かせる”印象があります。これがあると、強い振りだけでなく、しなやかな振りでも説得力が出ます。
一方で、押しの強さが武器になりやすい分、振りや曲によっては「強さが前に出る」見え方になることがあります。ただ、総合で見ると、形・音・身体の使い分けが揃っているので上位は堅い。1位級の要素を持ちながら、土台の安定でKOHARUに一歩譲る、という2位が自然です。
3位:CHIKA

CHIKAは、全体の完成度を高くまとめるのが上手いタイプです。派手に見せる瞬間も作れますが、それ以上に「踊りが乱れない」「雑にならない」「絵を崩さない」ことが強さになっています。総合で上位に置きやすいのは、この安定感があるからです。
まず、動きのメリハリが分かりやすいです。強く当てるところ、流すところ、抜くところの切り替えがきれいで、踊りが一本調子になりにくい。キレを出す瞬間も「止まって見える」形が作れるので、見せ場の印象が残ります。
リズム面では、ビートの中に身体が“入っている”感じが出ます。細かい音取りをしすぎて忙しく見えるタイプではなく、基礎のノリを保ったまま必要なところだけ音に当てられる。そのため、曲のグルーヴを壊さずに踊れて、全体のまとまりが良く見えます。
フォーメーション適応も強いです。自分だけ立たせる方向ではなく、揃えるところを揃える。かといって埋もれない。グループの中での立ち位置が安定しているので、総合評価が落ちにくいです。
トップ2と比べると、下半身の圧倒的強さや、身体を部品レベルで動かす精密さでは一歩譲る場面もあります。ただ、崩れにくさと絵の完成度で上位に食い込む。3位がもっとも納得しやすい位置です。
4位:YURI

YURIは、表現が刺さると一気に上位に見えるタイプです。ダンスの評価軸が「技術の積み上げ」より「魅せ方」に寄ったときに強くなる。だからこそ、総合では4位に置くのが扱いやすいです。
まず、動きに“雰囲気”を乗せるのが上手いです。振りをただなぞるのではなく、目線や体の向き、動きの質感で印象を変えられる。ここは表現力として分かりやすく、映像で見たときに残りやすいポイントです。
リズムの取り方も、カチッと合わせるより、少し余裕を持って見せることでグルーヴを作るタイプに見えます。これがハマると「上手い」に直結しますが、曲や振りによっては、キレや音ハメが目立つタイプに比べて評価が落ちることもあります。
また、フォーメーションの中での見せ場の作り方は上手い一方、総合点で見たときに、体幹や細かい足運びなど“減点されやすい部分”が目立つ瞬間が出ると順位が動きます。刺さる曲では上位、総合では4位、という置き方がいちばん納得感が出ます。
5位:MOMOKA

MOMOKAは、チームの絵を整えるのが上手いタイプです。単体で派手にぶち抜く強さではなく、揃える・合わせる・崩さない、という部分で評価が安定します。グループダンスの上手さとしては価値が高いですが、ランキングでは“目立つ強み”が少ないと下がりやすいので5位に置きました。
シンクロ面では、合わせるべきタイミングが合っている印象が出やすいです。少しのズレで全体がガタついて見える場面でも、MOMOKAは浮きにくい。これはフォーメーション適応の強さで、グループの完成度を上げる役割になっています。
また、リズムの置き方が丁寧で、動きが雑に見えにくいです。勢いで押すより、形を整えながら乗るタイプなので、安定感が出る反面、強いキレや音ハメを期待する人からは物足りなく見えることもあります。
総合の順位としては、踊りの丁寧さやチーム適応を評価しつつ、派手さや難度の見えやすさで上位に譲る形で5位が収まりが良いです。
6位:MAHINA

MAHINAは、勢いと表情で前に出られる瞬間がある一方で、総合評価だと“安定”の項目で損をしやすいタイプです。上に行くほど、体幹・重心・細かいタイミングのズレが目につくので、現時点の総合としては6位が妥当になります。
強みとしては、見せ場でのエネルギー感です。表情を含めて勢いが出ると、画面の中で存在感が上がる。ここは表現力の側面で、曲の盛り上がりと相性が良いです。
ただ、動きが大きくなったときに、上半身が先に動いて下半身が追い付くように見えたり、移動で重心が流れて見える瞬間があると、評価は下がりやすいです。ダンスは“勢い”が長所にも短所にもなるので、勢いを保ったまま形を整えられると一気に上がるタイプでもあります。
伸びしろ込みでは上げたくなりますが、ランキングとしては現在の総合点で6位に置くのが納得しやすいです。
7位:JISOO

JISOOは、ダンス技術を前面に出すタイプではなく、質感が柔らかい方向に良さが出やすいです。そのため、キレ・音ハメ・アイソレなど“ダンスっぽい強さ”を重視する総合評価だと順位が下がりやすく、今回は7位にしました。
柔らかい踊りは、曲に合うと強く見えます。ところが、比較対象がキレや重心で押してくるタイプだと、どうしても迫力負けして見えやすい。止めの鋭さや、細かいアクセントの付け方で差がつくと、順位が落ちます。
ただし、表現寄りの曲や、しなやかさが武器になる振りだと評価は変わります。ダンスの上手さを「硬い正確さ」ではなく「雰囲気の作り方」で見る場合、見え方が変わる代表例です。今回は総合を技術寄りに置いているため、7位という整理になります。
ライブで評価が上がるのは誰?
「MV映え」と「ライブ映え」の違い
MVは“作品”として完成させる前提なので、ダンスの見え方が整いやすいです。カット割りで見せたい瞬間だけをつなげられるし、寄りの画角が多いと、細かい足運びや移動の粗が目立ちにくい。表情や手先のニュアンスが強い人は、それだけで印象が上がります。
一方でライブは、良くも悪くも「逃げ道」が少ないです。全身が映る引きの画、長めのワンカット、移動や立ち位置の切り替え、フォーメーションのズレ、体力が削れてきた後半の動き。こういう部分で差が出ます。たとえば同じ振りでも、ライブだと次の違いがはっきり見えます。
・止める瞬間にピタッと止まる人と、惰性で少し流れてしまう人
・移動のときに重心が崩れない人と、上半身だけ先に走ってしまう人
・息が上がっても顔と体の“余裕”が残る人と、表情が固まってしまう人
・少しズレてもすぐ戻せる人と、そのズレが次の動きまで尾を引く人
MVは「良い瞬間が刺されば勝ち」になりやすいのに対して、ライブは「悪い瞬間が出にくい人が強い」になりやすい、という違いです。
生パフォーマンスで崩れにくいタイプの特徴
ライブで評価が上がるのは、派手さよりも“基礎が崩れない人”です。具体的には次の要素を持っている人ほど、ステージで強く見えます。
まず、軸が残る人。重心が安定していると、移動しても身体が流れず、ターンや方向転換でも形が崩れにくいです。引きの画で見たとき、輪郭がきれいに残るタイプはライブで得をします。今回の総合順位だと、KOHARUとNAOKOはこの「軸の強さ」や「形の残り方」で評価が落ちにくい側に入りやすいです。
次に、呼吸が乱れても動きが小さくならない人。ライブは歌や煽り、緊張も含めて負荷が上がります。息が上がったときに肩が上がり、腕のラインが縮むと、一気に“疲れて見える”のですが、体幹が強い人はそこが崩れにくい。動きのサイズを保ったまま踊れる人は、後半で差をつけます。
そして、フォーメーションの中での処理がうまい人。ライブは立ち位置の微調整が必ず起きます。そこで、視線と体の向きを崩さずにすっと戻れる人は、全体が整って見えます。CHIKAはこの「全体を乱さず、見せ場は落とさない」タイプとして評価が安定しやすいです。
最後に、ミスのリカバリーが速い人。ライブでは100点を並べるより、「崩れそうになった瞬間に戻せる」ことが強さになります。少し遅れた足を次のカウントで自然に回収できる人は、映像で見ても違和感が残りません。こういうタイプは、ライブで見るほど上手さが伝わります。
順位が割れやすいポイント
好みが分かれるダンススタイル
ダンスの順位が割れやすいのは、上手さの基準が一つではないからです。よく割れるのは、ざっくり言うと「当てる上手さ」と「流す上手さ」です。
当てる上手さは、止める・角度をつける・アクセントを置くのが得意なタイプ。キレが見えやすく、初見でも「上手い」と言われやすい反面、力が入りすぎると硬く見えることもあります。
流す上手さは、音の上を滑るように踊って、雰囲気を作るタイプ。しなやかで色気が出ると強烈に刺さりますが、引きの画だと“派手さ”が弱く見えたり、技術が分かりにくいと言われることもあります。表情や質感で魅せるタイプは、ここで評価が二極化しやすいです。
また、「揃う上手さ」も好みが分かれます。グループダンスで、全体の絵を優先して揃えに寄せる人は、玄人目には価値が高い一方で、派手に目立つ人を上に置きたい人からは順位が下がりがちです。結局、誰を上に置くかは「目立つ上手さ」を取るか「崩れない上手さ」を取るかで変わります。
曲・振り付けで評価が変わる理由
同じメンバーでも、曲や振り付けのタイプが変わると“得意が刺さる場所”が変わります。だから順位が入れ替わるのは自然です。評価が動きやすいパターンは主にこのあたりです。
・細かい音を刻む振り:音ハメやリズム感が強い人が上がる
・大きく見せる振り:体幹とラインがきれいな人が上がる
・ステップ多めの振り:下半身が強い人が上がる
・上半身の表現が多い振り:アイソレーションと表情が強い人が上がる
・フォーメーションが複雑な振り:位置取りと周りの見え方を理解している人が上がる
さらに、映像の撮り方でも見え方が変わります。寄りが多い映像は表情や手先が得になり、引きが多い映像は足運びや移動の精度が得になります。同じパフォーマンスでも、どこが映るかで評価が揺れるのがダンスの難しいところです。
今回は“総合ランキング”として、曲や撮り方が変わっても点が落ちにくい「体幹・重心」「崩れにくさ」「フォーメーション適応」を重めに見ています。そのため、表現で一発逆転するタイプより、土台が安定しているタイプが上に来やすい並びになっています。
まとめ
HANAのダンス上手いランキングを7つの基準で比較すると、総合ではKOHARUが1位、NAOKO、CHIKAが続く結果になりました。上位ほど共通しているのは、重心が安定していて、止めるところが止まり、動きが大きくなっても形が崩れにくいことです。
一方で、表現力が刺さるタイプや、曲で見え方が変わるタイプもいます。総合順位は目安として置きつつ、曲ごとのハマり方で見直していくと、HANAのダンスはもっと面白く見えてきます。

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